参拝作法
人が何かを心に思っただけでは、形に現われません。
そして、その心は他には伝わりません。
真心を形に現すのが作法です。
作法の整った祈りの姿は美しいものです。
正しい参拝の作法を覚えましょう。
1 神社に入る
鳥居をくぐる時は軽く会釈をし中央は避けて通ります。 中央は「正中」と言われる神様の通り道です。
2 清める
右手で柄杓を取り、左手を洗います。
左手に持ち替えて、右手を洗います。
右手に持ち替えて左手に水を受けます。
口をすすぎ、手で口元を隠したまま水を静かに吐き出します。
再度、左手を洗います。
柄杓を立てて柄に水を流して洗い、元の場所にふせて置きます。
すべてを始めの一杯の水だけで行います。
3 拝礼(二拝二拍手一拝)
賽銭は手からすべり落とすように入れます。
二回頭を深く下げます。
二拍手。
お祈りをして最後にもう一度、頭を深く下げます。
(丁寧な作法としては、「一揖二礼二拍手一礼一揖」となり一般的な「二拝二拍手一拝」の前後に浅いおじぎを加えます。)
最後に、鳥居を出てから振り返り、一礼をします。